時間を取り戻す 子育てを「これでいいのだ」って思えた日 小学校に上がった息子は、とにかく忘れ物が多かった。 連絡帳はまるで機能していなかったし、持ち物も「持っていくつもりがないのでは」と疑いたくなるほどだった。 ある日、先生に「親として管理しきれず、申し訳ありません」と伝えたところ、思いがけない返答が返ってきた。 「これは、本人の問題ですから」 ――えっ、そうなんですか。 ...
好きを感じる 人生に、たぶんはじめて――期待できそうに感じた日 朝、空気が湿っていたから「うんざり!」って感じられていたのだと思う。 台所で、弁当の準備をする手が重たい。けれど、動くしかない。 「お弁当いる」――息子の一言で、そうせざるを得なかったんだ。 熱を帯びたような身体は多分軽い熱中症だと思う。 今日は病院まで要介護の母を送らなきゃという予定。 そして、突如現れた弁当作り。 ...
考えることを許す 「こうしたい」と「こうしよう」 雇われたら、成果のために頑張ることはかなりできる。 普通の人ができない事を我慢して頑張れる面もあるので、頼まれると「無理」の境界線が消える。 非日常には慌ててしまうからレジャーもニガテ。 出かけても、殆ど見たモノを覚えていない。 起きている間はずっと働いていて、できる限り二つ同時に、効率よくやろうとする。 自分で自分を...
好きを感じる 好きなものを感じられるようになったら いつも褒められる。やる気がある、行動力があると言われる。 行動力の源泉を探索すると、強烈な不安を経由して、大事だと思っている誰かに辿り着く。 この違和感の原因を潰していくうちに、そもそも私には「自分がない」と確信した。 では、自分がある状態にするにはどうしたらいいの? 行動の源泉探しのバトルで勝ち残ったのが自分になる方...