自己紹介

私はこれまでの人生で、「幸せとは何か」をずっと探し続けてきました。
きっかけは、いま勤めている会社が掲げる「幸せを建てています」というスローガン。
その言葉に触れるたび、私自身にとっての幸せを考えざるを得なくなりました。

けれど、まずは幸せを定義してみようとしても、そこに挙げられる“幸せの条件”はことごとく私にはありませんでした。
健康な家族、子ども、安定した結婚生活、安心できる家族関係…。
振り返れば、私に降りかかってきたのは難病、不妊、別居、調停、介護、毒親、遺伝的な疾患、、、、むしろ安心とは真逆のものばかりだったのです。

「それでも解決しなければ」と思った私は、たくさんの問題を正しく処理しようとしました。
「あなたは間違っていない」と言われるような行動を選び、精度を上げていく。
自分の中に潜む悪意を見つけては摘み取るように努力を重ねてきました。

けれど結果は思うようには変わりませんでした。
正しいことを積み重ねても、
むしろ、繰り返し同じことが起きたり、悪化したりするばかり。

問題を解決しても、更に大きな問題の出現を招くだけでした。

その行き止まりのような経験の中で、私はようやく気づきました。
「もしかしたら、私が正しいと思い込んできたこと自体を疑わなければならないのではないか」――。

そこから、何かが書き換わったように変化をはじめました。

私は今、その途上にいます。
そしてこのブログでは、「正しさを疑いながら、自分なりの幸せを探していく」歩みを少しずつ記していきます。