自分らしさが自分の中にあるのは、何となく自覚しているのだけれど
それをどこから取り出せばいいのかわからない。
混ぜすぎて、元の色がわからなくなってしまった時のように、もしかしたら手遅れのような気がしてくる。
相手が混乱するのが予想できるので「本当は自分も、こんな個性的なところがあるんだ」と、伝えてもいいのかわからない。ひとまず黙っておこう、という状態が長く続いている。特に主張しないように、グレーでいる。
本当はもっと、鮮やかな色を持つ自分をどうやって表に出したらいいのか?
本当の自分を人に見せたら、嫌われてしまう、迷惑になってしまうのではないか?と、いつも慎重に構えて、誰にでも合わせられる無彩色な自分でいる。
自分らしさを出すたびに、どんどん自信がなくなっていく。
自分らしさと向き合う事さえ苦痛になってしまった。考えたことを伝えると、不穏な空気になる。間違えるのは嫌だから、正解を調べてから行動している。
こうしてグレーな自分で合理的に生活している。でも、、、
このまま自分が完全に消えるのを待つように生ていくのはつらい。
自分らしさを表に出してみたい。
そんな気持ちを抱くことは、間違いではないですよ。
むしろ普通のことです。
それが、自分らしく生きることだから。
今までがんばってきたあなたといっしょなら、大丈夫。もう一人のカラフルな自分に出会いにいきましょう。