あたしがやりたいこと、あなたに関係すること。

言葉や理屈で頭の中がグルグルしてるとき「身体を動かして、感覚を取り戻す」しかないと言われて納得するし

その「心のモヤモヤを一旦手放して、五感や感覚に集中する時間」を作ることは大事っていうのも理解できる。

理屈で自分を縛るのをやめて、感触や動きだけに没頭できたら、
頭の中でぐるぐるしてた悩みも、自然と落ち着いてくるはず、というアドバイスもわかる。

ただ、結局自分は、最終的な最後の一枚が剥がれていない感覚に気が付いてしまう。
そうするとそれがどんどん膨張していく。

この繰り返しに何年も費やしちゃったし、
この感覚でいる限り、いつも自分が最優先になるという基本的なことが、叶わない。

解決方法として、あたしは「塗る」という行為しかないって直観していた。

まさに自分の世界を自分の色で「塗り替える」っていう、メタファーにもしっくりくる。
そして、その証拠に、あたしは実際にペンキを好きに塗ろうとして、手が止まった。
でもやらなかったというより、難しくてできなかった。

だけど、これだけが、あたしにとって、手つかずで残された最後の手法。
再び塗ることに向き合えるまで、試行錯誤して、数年かかっちゃった。

これはえらいことだ!

だから、
「考えすぎてモヤモヤする自分」も「色を選んで塗る自分」も、どっちも受け入れられる場として、あたしはペイントする場を作ることにする。
何か保障があるわけではないけれど、最後に残された「やってみたいこと」を確実にやってみる

ペイントはあたしの課題であり、やってみたいことで、実験のようなもの。
だけどきっと、あなたにとっての、役に立つことがあると思うから。。。