私は集客施設で、何かを実現したい人のために「企画イベント」のお手伝いをしてきました。それぞれが「やってみたい事」をするために活動する場所です。
応援ばかりではなく、自分も何かやってみようかな？と、大好きなペイントを体験できる小さな講座をはじめました。
しかし、講座を受けた方々が「気持ち良かった」「心を解放できた」「裸の気持ちになれた」「ストレスが発散できた」というような感想をたくさんいただいたんです。
私は、ペンキの良さをお伝えするつもりでやっていたので、その反応が意外でした。
喜んでいただいて、とても嬉しい。その反面、私は何を提供したんだろうか？何か勘違いをさせるような事をしていないだろうか？と、自分が提供しているものの本質は何なのか？何度も何度も検証し、自分と照らし合わせて深堀していくような日々が一年以上続きました。
自分がお役に立ちたい、お手伝いしたいのは、「こういうのが受けるよね」という多数決で決めたような「あるある」という世界ではないんだ。簡単に作れて、誰でも同じになる、再現性がある、…そういった積み上げ学習をもう一度やりたいわけではないんだ。
その人が感じられる、自分の思慮の深さを許し、相手の深さを分かち合えて、心から応援できるような人に出会っていきたいんです。
そういった人たちに私が提供したいのは「自分らしさを暮らしに取り入れる」ということです。
